「電子書籍リーダーを使ってみたいけど、種類が多くて何を買ったら良いのか分からない」という人は多いのではないでしょうか?
今回は、おすすめの電子書籍リーダーをストア別にご紹介します!
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おすすめの電子書籍リーダー
電子書籍リーダーは、電子書籍のストアと連動しています。自分が読みたいジャンルに合わせてストアを選び、そのストアに対応しているリーダーを購入する必要があります。そこで、以下では電子書籍のストア別に電子書籍リーダーをご紹介します。
kindle
Kindleは、Amazonが運営する国内最大の電子書籍ストアです。ほぼすべてのジャンルを網羅していて、品揃えはピカイチです。
Kindleの特徴は、月額980円で対象書籍(和書12万冊以上、洋書120万冊以上)が読み放題になる「Kindle Unlimited」というサービスがあることです。文庫本は大体500円くらいなので、月に2冊以上本を読む人は元が取れます。30日間の無料体験が可能です。
Kindleに対応しているリーダーは、「Kindle」「Kindle Paperwhite」「Kindle Oasis」の3種類です。いずれも「E-Ink(電子インク)」と呼ばれるディスプレイが搭載されており、屋外でも紙の本のように読めます。
また、スマートフォンやタブレットのようなバックライトではなく、目に優しいフロントライトを使用しているため、長時間の読書でも疲れにくい点が魅力です。
1つ注意したいのは、カラーではないことです。そのため、雑誌を読むのにはあまり向いていませんが、普通の書籍を読むのには何の問題もありません。
Kindle
価格 | 8,980円(広告あり)/10,980円(広告なし) |
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カラー | ブラック/ホワイト |
ディスプレイ | 6インチ(160mm×113mm×8.7mm)/解像度167ppi |
重量 | 174g |
容量 | 8GB(一般的な書籍を数千冊保存可能) |
バッテリー | 1回の充電で数週間利用可能 |
防水機能 | ー |
200万冊以上の本・マンガ・雑誌・洋書を読み放題のKindle Unlimited3ヵ月分(2,940円相当)が既に料金に含まれているため、面倒な手続きなしに読み放題を楽しめます。
Kindle Unlimited3ヵ月分のオプションは、付けても付けなくても価格が変わらないため、必要ないと思っても付けておいた方が賢明です。3ヶ月が過ぎると自動更新されます。不要な場合は、3か月過ぎてから解約しましょう。
「Kindle」は、Kindle端末シリーズの中で最も価格の安いモデルです。9,000円を切る価格で購入できるのが最大の魅力です。
「Kindle Paperwhite」「Kindle Oasis」と比べて解像度が低いため、漫画より文字だけの書籍を読むことに向いていると思います。また、Kindle端末シリーズの中で最軽量なので、ストレスなく持ち運べます。
- できるだけ価格を抑えたい
- 書籍を中心に読む
- 軽い方がいい
Kindle Paperwhite
価格 | 13,980円(8GB・広告あり)/15,980円(8GB・広告なし) |
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カラー | ブラック/セージ/プラム/トワイライトブルー |
ディスプレイ | 6インチ(167mm x 116mm x 8.18mm)/解像度300ppi |
重量 | 182g |
容量 | 8GB/32GB |
バッテリー | 1回の充電で数週間利用可能 |
防水機能 | 〇 |
200万冊以上の本・マンガ・雑誌・洋書を読み放題のKindle Unlimited3ヵ月分(2,940円相当)が既に料金に含まれているため、面倒な手続きなしに読み放題を楽しめます。
「Kindle Paperwhite」は「Kindle」と同じ6インチのディスプレイですが、解像度が高いことが特徴です。小さな文字をくっきり綺麗に表示されて書籍が読みやすく、漫画を読むのにも適しています。
容量は8GBと32GBから選べます。8GBなら漫画が約130冊、32GBなら約650冊、書籍なら数千冊を保存することが可能です。また、防水機能がついているため、キッチンやお風呂、プールサイドなどでも使用できます。
- カラーバリエーションが豊富な方がいい
- 水回りでも気にせず使いたい
- 漫画も読みたい
Kindle Oasis
価格 | 29,980円(8GB・広告あり)/31,980円(8GB・広告なし) |
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カラー | ブラック |
ディスプレイ | 7インチ(159mm x 141mm x 3.4-8.4mm/解像度300ppi) |
重量 | 188g |
容量 | 8GB/32GB |
バッテリー | 1回の充電で最大6週間利用可能 |
防水機能 | 〇 |
200万冊以上の本・マンガ・雑誌・洋書を読み放題のKindle Unlimited3ヵ月分(2,940円相当)が既に料金に含まれているため、面倒な手続きなしに読み放題を楽しめます。
「Kindle Oasis」は、Kindle端末シリーズ最大の7インチのディスプレイを搭載したモデルです。漫画の見開き表示にも対応しているのがポイントです。
高速でページをめくれる機能や、読み飛ばしができる機能がついているため、より紙の本に近い使い方ができます。また、スクリーンの色をホワイトから暖かみのある色に調節できるため、目への負担を和らげることができます。
- ディスプレイは大きい方がいい
- ハイスペックなものがいい
- 目への負担を軽減させたい
楽天kobo
楽天Koboは、Kindleに次ぐ作品数の多さを誇るストアです。特に、コミックの作品数が多いのが特徴です。
月額380円で450誌以上の雑誌(別冊・ムック含む)が読み放題となる「楽天マガジン」というサービスがあるので、雑誌をよく読む人にはおすすめです。31日間無料体験できます。Kobo端末は「Kobo Clara」「Kobo Libra」「Kobo Forma」の3種類です。
Kobo Clara
価格 | 12,980円 |
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カラー | ブラック |
ディスプレイ | 6インチ(157mmx 111mm x 8.3mm/解像度300ppi) |
重量 | 166g |
容量 | 8GB |
バッテリー | 数週間 |
防水機能 | ー |
『Kobo Clara』は、楽天Kobo端末シリーズの中で一番安価なものですが、8GBで300ppiという高解像度のリーダーです。さらに、これまで上位モデルにしかなかったブルーライトの放出を抑える機能や、高速ページめくり等の機能が搭載されています。
Kobo Libra
価格 | 24,624円 |
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カラー | ブラック |
ディスプレイ | 7インチ(159mm x 144mm x 5–7.8mm/解像度300ppi) |
重量 | 192g |
容量 | 8GB |
バッテリー | 数週間 |
防水機能 | 〇 |
『Kobo Libra』は、従来のタップ・スワイプでのページ送りに加え、ディスプレイのボタンでもめくることができます。また、ディスプレイの向きに合わせて画面が切り替わるので、満員電車や寝ころびながらでもストレスなく使えます。
Kobo Forma
価格 | 34,980円 |
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カラー | ブラック |
ディスプレイ | 8インチ(159mm x 144mm x 5–7.8mm/解像度300ppi) |
重量 | 197g |
容量 | 8GB |
バッテリー | 数週間 |
防水機能 | 〇 |
『Kobo Forma』は、シリーズ最大の8インチで大きくて読みやすいのが特徴です。ページめくりボタンがついているので、片手での操作もできます。少々値段は張りますが、買う価値はありそうです。
Reader Store
Reader Storeは、ソニーミュージックエンタテインメントが運営する電子書籍ストアで、60万冊以上の電子書籍を読めます。月額料金はかからず、電子書籍を購入するときに都度支払いするようになっています。
PRS-T3S
値段 | 10,790円 |
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カラー | ブラック |
ディスプレイ | 6インチ(24 x 14.1 x 3cm) |
重量 | 290g |
容量 | 2GB |
バッテリー | リチウムイオン電池 |
防水機能 | ー |
画面が小さいため、漫画を読むのにはあまり適していませんが、小説を読む分には問題なさそうです。バッテリーの持続時間が長いのが魅力的です。
電子書籍リーダーを使うメリット
「スマホやPCでも読めるのに、わざわざリーダーを買う必要があるの?」と思っている人もいると思います。以下では、電子書籍リーダーを使うメリットをご紹介します。
オフラインでも使える
電子書籍リーダーはVODと同じで、本を一度ダウンロードすればWi‐Fi環境がなくても読めます。そのため、海外や飛行機、病院など、Wi-Fiが自由に使えない環境にいるときに活躍します。また、月末に低速で苦しんでいるときの救世主です。
私は、旅行に行くときに電子書籍を重宝します。紙の本ように場所を取ることがなく、軽くて持ち運びに適しているからです。
読書に集中できる
スマホやPCで電子書籍を読んでいると、急にメッセージが来たりして読書を中断せざるを得なくなることがあります。
しかし、電子書籍リーダーにはEメールやプッシュ通知など読書の妨げになる機能がついていないことが多いので、読書に没頭できるというメリットがあります。
水回りで使える
防水機能がついている電子書籍リーダーを買えば、水回りで使うことも可能です。お風呂やプールは本が湿気でふやけてしまったり、水がかかってしまう心配がありますが、防水機能付きなら気兼ねなく使えます。
また、レシピを見るためにキッチンで使うこともできます。電子書籍リーダーは、本を利用できるシーンを広げる役割を果たしてくれます。
電池持ちが良い
電子書籍リーダーは、数時間の充電で数週間使えるものが多いです。毎日スマホを充電することを思うと信じがたいですが、充電を忘れても出先で困ることがなく、旅行等で充電できない日が続いても安心して使えるのでとても便利です。
目に優しい
スマホやPCが発するブルーライトの人体への影響は、近年問題視されています。電子書籍リーダーはブルーライトがカットされ、目に優しいフロントライトが搭載されているものがほとんどです。そのため、目への負担を気にすることなく快適に利用できます。
安い
電子書籍リーダーは、タブレットと比べると格段に安いです。iPadが4万円くらいするのに対し、Kindleの1番安価なリーダーは9,000円を切るので、その差は歴然です。特に頻繁に本を読む人は、1台持っていて損はないです。
最後に
今回は、おすすめの電子書籍リーダーをストア別にご紹介しました。
自分が読みたいジャンルを揃えているストアを選び、その上でライフスタイルに合った電子書籍リーダ―を探してみてください!