純文学の基礎知識

賞金300万円も…!? すべての純文学賞の一覧をわかりやすく解説

文学賞と聞くと、芥川賞や書店員の投票で優秀作が決まる本屋大賞などが頭に浮かびますが、実は他にもたくさんの賞があります。

今回は、すべての純文学賞の一覧をわかりやすく解説します!

純文学賞一覧

まず、純文学賞には、大きく分けて新人賞と一般賞があります。さらに公募と非公募のものに分類できます。

新人賞

新人賞は、小説家になるための登竜門です。漫画は出版社に直接を持ち込むことができますが、小説の持ち込みを受け付けているところはあまりありません。新人賞を受賞することは、小説家になるのにもっとも一般的な方法です。

比較してみると、一番分量が少ない作品が対象となっているのは、織田作之助賞の青春賞だと分かります。青春賞は、24歳以下の作家が対象という制限があります。また、新人賞とはいえ賞金を100万円に設定している賞もあります。

一般賞

一般賞は、新人賞以外の賞のことです。すでに出版された作品が出版関係者や文化人によって推薦され、選考されます。

泉鏡花賞は公募も受け付けています。しかし、著者が「金沢市に現在または過去に住んでいたことがあること」、もしくは「金沢市内に現在または過去に通勤通学していたこと」が条件となるので、基本的には推薦されたものしか選考されないと考えた方がよさそうです。

純文学の新人賞

どの賞も、第一線で活躍している作家4〜5名を選考委員としています。選考委員が読むのは、1次選考・2次選考を経て最終的に残った数冊のみです。

最初の数ページで残るか落ちるかが決まってしまうので、人の心を掴む書き出しをすることがカギになりそうです。

公募

文學界新人賞

主催文藝春秋社
創設1955年
対象作品400字詰原稿用紙で70枚以上150枚以下の作品
発表時期4月
賞品50万円・万年筆
過去の受賞作奥野紗世子『逃げ水は街の血潮』(2019年)
三木三奈『アキちゃん』(2020年)

文學界新人賞は、文藝春秋(ぶんげいしゅんじゅう)社が発行している文芸誌『文學界』の新人賞で、1955年から行われています。400字詰原稿用紙で70枚以上150枚以下の作品が選考の対象となります。

発表時期は4月で、受賞者には50万円と万年筆が授与されます。過去の受賞作品には、奥野紗世子(おくの さよこ)『逃げ水は街の血潮』(2019年 第124回)や三木三奈(みき みな)『アキちゃん』(2020年 第125回)があります。

群像新人文学賞

主催講談社
創設1958年
対象作品400字詰め原稿用紙で70枚以上250枚以内の作品
発表時期5月
賞品50万円
過去の受賞作北条裕子『美しい顔』(2018年)
石倉真帆『そこどけあほが通るさかい』(2019年)

群像新人文学賞は、講談社が発行している文芸誌『群像』の新人賞で、1958年から行われています。400字詰め原稿用紙で70枚以上250枚以内の作品が選考の対象となります。

発表時期は5月で、受賞者には50万円が授与されます。過去の受賞作品には、北条裕子(ほうじょう ゆうこ)『美しい顔』(2018年 第61回)や石倉真帆(いしくら まほ)『そこどけあほが通るさかい』(2019年 第62回)があります。

文藝賞

主催河出書房新社
創設1962年
対象作品400字詰め原稿用紙100枚以上400枚以内の作品
発表時期8月
賞品〈正賞〉万年筆〈副賞〉50万円
過去の受賞作品若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』(2017年)
宇佐見りん『かか』(2019年)

文藝賞は、河出書房(かわでしょぼう)新社が発行している文芸誌『文藝』の新人賞で1962年から行われています。400字詰め原稿用紙100枚以上400枚以内の作品が選考の対象となります。

発表時期は8月で、受賞者には正賞として万年筆・副賞として50万円が授与されます。過去の受賞作品には、若竹千佐子(わかたけ ちさこ)『おらおらでひとりいぐも』(2017年 第54回)宇佐見りん(うさみ りん)『かか』(2019年 第56回)があります。

太宰治賞

主催筑摩書房・三鷹市
創設1964年
対象作品400字詰め原稿用紙50枚~300枚までの作品
発表時期5月
賞品〈正賞〉記念品〈副賞〉100万円
過去の受賞作阿佐元明『色彩』(2019年)
八木詠美『空芯手帳』(2020年)

太宰治賞は、筑摩書房と三鷹市が主催している文学賞で1964年から行われています。400字詰め原稿用紙50枚から300枚までの作品が選考の対象となります。

発表時期は5月で、受賞者には正賞として記念品・副賞として100万円が授与されます。過去の受賞作品には、阿佐元明(あさ もとあき)『色彩』(2019年 第35回)や八木詠美(やぎ えいみ)『空芯手帳』(2020年 第36回)があります。

新潮新人賞

主催新潮社
創設1969年
対象作品400字詰め原稿用紙250枚以内の作品
発表時期9月
賞品〈正賞〉特製記念ブロンズ楯〈副賞〉50万円
過去の受賞作石井遊佳『百年泥』(2017年)
中西智佐乃『尾を喰う蛇』(2019年)

新潮新人賞は、新潮社が発行している文芸誌『新潮』の新人賞で1969年から行われています。400字詰め原稿用紙250枚以内の作品が選考の対象となります。発表時期は9月で、受賞者には正賞として特製記念ブロンズ楯・副賞として50万円が授与されます。

過去の受賞作品には、石井遊佳(いしい ゆうか)『百年泥』(2017年 第49回)や『尾を喰う蛇』中西智佐乃(なかにし ちさの)(2019年 第51回)があります。

九州芸術祭文学賞

主催九州文化協会
創設1970年
対象作品400字詰め原稿用紙55枚~60枚の作品
発表時期〈最優秀作〉翌年1月下旬〈地区優秀作〉10月~11月上旬
賞品〈最優秀作〉30万円・「青木秀賞」(20万円)〈副賞〉5万円
過去の受賞作〈最優秀作〉佐藤モニカ『カーディガン』(2014年)
〈最優秀作〉野見山潔子『黒い湿った土のにおい』(2015年)

九州芸術祭文学賞は、九州文化協会が主催している文学賞で1970年から行われています。

最優秀作は、芥川賞に最も近い文芸誌とされる『文學界』に掲載されます。これは、文壇の目が届きにくい地方の文学賞では異例のことです。九州芸術祭文学賞は、多くの芥川賞・直木賞受賞作家を輩出してきました。

400字詰め原稿用紙55枚~60枚の作品が選考の対象となり、著者が沖縄を含む九州在住者であることが条件です。

 

発表時期は最優秀作(『文學界』に掲載)が翌年1月下旬・地区優秀作が10月~11月上旬です。受賞者には、最優秀作の場合には30万円と青木秀賞・地区優秀作の場合には5万円が授与されます。

過去の受賞作品には、最優秀作 佐藤モニカ(さとう もにか)『カーディガン』(2014年 第45回)や最優秀作 野見山潔子(のみやま きよこ)『黒い湿った土のにおい』(2015年 第46回) があります。

すばる文学賞

主催集英社
創設1977年
対象作品400字詰め原稿用紙100枚程度~300枚までの作品
発表時期10月
賞品〈正賞〉記念品(副賞〉100万円
過去の受賞作須賀ケイ『わるもん』(2018年)
高瀬隼子 『犬のかたちをしているもの」(2019年)

すばる文学賞は、集英社が発行している文芸誌『すばる』の新人賞で1977年から行われています。400字詰め原稿用紙100枚程度~300枚までの作品が選考の対象となります。

発表時期は10月で、受賞者には正賞として記念品・副賞として100万円が授与されます。過去の受賞作品には、須賀ケイ(すが けい)『わるもん』(2018年 第42回)や高瀬隼子(たかせ じゅんこ)『犬のかたちをしているもの」(2019年 第43回)があります。

三田文学新人賞

主催三田文学会
創設1994年
対象作品400字詰め原稿用紙100枚以内の作品
発表時期5月
賞品50万円
過去の受賞作望月なな『炭酸の向こう』(2018年)
小森隆司『手に手の者に幸あらん』(2019年)

三田文学新人賞は、三田文学会が主催している新人賞で1994年から行われています。400字詰め原稿用紙100枚以内の作品が選考の対象となります。

発表時期は5月で、受賞者には50万円が授与されます。過去の受賞作品には、望月なな(もちづき なな)『炭酸の向こう』(2018年 第25回)や小森隆司(こもり たかし)『手に手の者に幸あらん』(2019年 第26回)があります。

織田作之助賞(青春賞)

主催織田作之助賞実行委員会
創設2014年
対象作品400字詰め原稿用紙換算30枚以内の作品
発表時期12月上旬
賞品30万円・記念品
過去の受賞作川勝浩人『ママの犬』(2018年)
丸井常春『檻の中の城』(2019年)

織田作之助賞は、織田作之助賞実行委員会が主催している文学賞で2014年から行われています。青春賞の受賞作品は、『三田文學』に掲載されます。

第23回から、織田作之助のデビュー年齢と同じ24歳までの新人を対象にしています。400字詰め原稿用紙換算30枚以内の作品が選考の対象となります。

発表時期は12月上旬で、受賞者には30万円と記念品が授与されます。過去の受賞作品には、川勝浩人(かわかつ ひろと)『ママの犬』(2018年 第35回)や丸井常春(まるい つねはる)『檻の中の城』(2019年 第36回)があります。

非公募

芥川龍之介賞

主催日本文学振興会
創設1935年
対象作品〈上半期〉前年12月~当年5月
〈下半期〉当年6月~当年11月の間に発表された作品
発表時期〈上半期〉7月〈下半期〉1月
賞品50万円・万年筆
過去の受賞作石原慎太郎『太陽の季節』(1955年)
綿矢りさ『蹴りたい背中』(2003年)

芥川賞龍之介は、日本文学振興会が主催している文学賞で1935年から行われています。直木賞と並び、日本で最も権威のある文学賞です。

上半期は前年12月~当年5月に発表されたもの、下半期は当年6月~当年11月の間に発表されたものが選考の対象となります。400字詰め原稿用紙で70枚以上150枚以下という規定があります。

発表時期は上半期は7月・下半期は1月で、受賞者には50万円と万年筆が授与されます。過去の受賞作品には、石原慎太郎(いしはら しんたろう)『太陽の季節』(1955年 第34回)や 綿矢りさ(わたや りさ)『蹴りたい背中』(2003年 第130回)があります。

野間(のま)文芸新人賞

主催野間文化財団
創設1979年
対象作品前年9月1日~当年8月31日までに新しく発表された作品
発表時期11月上旬
賞品〈正賞〉賞牌〈副賞〉100万円
過去の受賞作今村夏子『星の子』(2017年)
金子薫『双子は驢馬に跨がって』(2018年)

野間文芸新人賞は、野間文化財団が主催している文学賞で1979年から行われています。前年9月1日~当年8月31日までに新しく発表された作品が選考の対象となります。

発表時期は11月上旬で、受賞者には正賞として賞牌・副賞として100万が授与されます。過去の受賞作品には、今村夏子(いまむら なつこ)『星の子』(2017年 第39回)や金子薫(かねこ かおる)『双子は驢馬に跨がって』(2018年 第40回)があります。

三島由紀夫賞

項目名新潮文芸振興会
項目名1988年
項目名前年4月~当年3月までに発表された作品
項目名4月
記念品・100万円
項目名古谷田奈月『無限の玄』(2018年)
三国美千子『いかれころ』(2019年)

三島由紀夫賞は、新潮文芸振興会が主催している文学賞で1988年から行われています。前年4月~当年3月までに発表された作品が選考の対象となります。

発表時期は4月で、受賞者には記念品と100万円が授与されます。過去の受賞作品には、古谷田奈月(こやた なつき)『無限の玄』(2018年 第31回)三国美千子(みくに みちこ)『いかれころ』(2019年 第32回)があります。

純文学の一般賞

新人賞のように公募ではなく、基本的には推薦されて選考されるという形式です。出版関係者や、新聞、テレビなどのメディア関係者とのコネクションがあると、有利になるかもしれません。

自薦・他薦どちらでも可

泉鏡花(いずみ きょうか)文学賞

主催金沢市
創設1973年
対象作品前年8月1日~当年7月31日までに刊行または制作されたもの
発表時期10月
賞品〈正賞〉八稜鏡(はちりょうきょう)〈副賞〉30万円
過去の受賞作岩田崇『絵とエッセイ』(2019年)
河畑孝夫『瑠璃ノムコウ』(2019年)

泉鏡花賞は、金沢市が主催している文学賞で1973年から行われています。自薦他薦は問われませんが、著者が「金沢市に現在または過去に住んでいたことがあること」、もしくは「金沢市内に現在または過去に通勤通学していたこと」が条件となります。

発表時期はで、受賞者には正賞として八稜鏡・副賞として30万円が授与されます。過去の受賞作品には、岩田崇(いわた たかし)『絵とエッセイ』(2019年 第47回)河畑孝夫(かわばた たかお)『瑠璃ノムコウ』(2019年 第47回)があります。

非公募

野間(のま)文芸賞

主催野間文化財団
創設1941年
対象作品前年9月1日~当年8月31日までに新しく発表された作品
発表時期11月上旬
賞品〈正賞〉賞牌〈副賞〉300万円
過去の受賞作村上龍『半島を出よ 上・下』(2006年)
山田詠美『ジェントルマン』(2012年)

野間文学賞は、講談社の初代社長・野間清治(のま せいじ)の遺志により設立された野間文化財団が主催している文学賞で、1941年から行われています。

前年9月1日から当年8月31日までに新しく発表された作品で、作家、画家、批評家、出版社の編集長、ラジオ・テレビ・映画関係者、一般文化人から推薦されたものが選考の対象となります。

発表時期は11月上旬で、受賞者には正賞として賞牌・副賞として300万円が授与されます。

過去の受賞作品には、村上龍(むらかみ りゅう)『半島を出よ 上・下』(2006年 第58回)や山田詠美(やまだ えいみ)『ジェントルマン』(2012年 第65回)があります。

毎日出版文化賞

主催毎日新聞社
創設1947年
対象作品前年8月21日~当年8月20日までに初版が刊行された出版物
発表時期11月上旬
賞品賞状・100万円・万年筆
過去の受賞作吉田修一『悪人』(2007年)
村上春樹『1Q84』(2009年)

毎日出版文化賞は、毎日新聞社が主催している文学賞で1947年から行われています。前年8月21日から当年8月20日までに初版が刊行された出版物で、出版社もしくは毎日新聞社が依頼した有識者から推薦されたものが選考の対象となります。

発表時期は11月上旬で、受賞者には賞状と賞金100万円・「パーカー」ソネット万年筆が授与されます。過去の受賞作品には、吉田修一(よしだ しゅういち)『悪人』(2007年 第61回)や村上春樹(むらかみ はるき)『1Q84』(2009年 第63回)があります。

読売文学賞

主催読売新聞社
創設1949年
対象作品既に出版された作品
発表時期2月
賞品〈正賞〉すずり〈副賞〉200万円
過去の受賞作小川洋子『博士の愛した数式』(2003年)
川上弘美『水声』(2014年)

読売文学賞は、読売新聞社が主催している文学賞で1949年から行われています。既受賞者をはじめ、文芸界で活躍する人から推薦されたものが選考の対象となります。

発表時期は2月で、受賞者には正賞としてすずり・副賞として200万円が授与されます。過去の受賞作品には、小川洋子(おがわ ようこ)『博士の愛した数式』(2003年 第55回)や川上弘美(かわかみ ひろみ)『水声』(2014年 第66回)があります。

谷崎潤一郎(たにざき じゅんいちろう)賞

主催中央公論新社
創設1965年
対象作品既に出版された作品
発表時期8月
賞品〈正賞〉時計〈副賞〉100万円
過去の受賞作川上未映子 『愛の夢とか』 (2013年)
江國香織『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』(2015年)

谷崎潤一郎賞は、中央公論新社が主催している文学賞で1965年から行われています。推薦された作品が選考の対象となります。発表時期は8月で、受賞者には正賞として時計・副賞として100万円が授与されます。

過去の受賞作品には、川上未映子 (かわかみ みえこ)『愛の夢とか』(2013年 第49回)や江國香織(えくに かおり)『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』(2015年 第51回)があります。

大佛次郎(おさらぎ じろう)賞

主催朝日新聞社
創設1974年
対象作品前年9月~当年9月に刊行された作品
発表時期12月中旬
賞品200万円
過去の受賞作角幡唯介『極夜行』(2018年)
黒川創『鶴見俊輔伝』(2019年)

大佛次郎賞は、朝日新聞社が主催している文学賞で1974年から行われています。前年9月~当年9月に刊行された作品が選考の対象となります。

発表時期は12月上旬で、受賞者にはが授与されます。過去の受賞作品には、角幡唯介(かくはた ゆうすけ)『極夜行』(2018年 第45回)や黒川創(くろかわ そう)『鶴見俊輔伝』(2019年 第46回)があります。

織田作之助(おだ さくのすけ)賞

主催織田作之助賞実行委員会
創設1983年
対象作品前年11月1日~当年10月31日に刊行された作品
発表時期12月中旬
賞品100万円・記念品
過去の受賞作金原ひとみ『TRIP TRAP トリップ・トラップ』(2010年)
窪美澄『トリニティ』(2019年)

織田作之助賞は、織田作之助賞実行委員会が主催している文学賞で1983年から行われています。前年11月1日~当年10月31日に刊行された作品が選考の対象となります。

発表時期は12月中旬で、受賞者には100万円と記念品が授与されます。過去の受賞作品には、金原ひとみ(かねはら ひとみ)『TRIP TRAP トリップ・トラップ』(2010年 第27回)や 窪美澄(くぼ ますみ)『トリニティ』(2019年 第36回)があります。

Bunkamuraドゥマゴ文学賞

主催Bunkamura
創設1990年
対象作品前年7月1日~当年7月31日までに出版された作品
発表時期9月
賞品〈正賞〉賞状・時計〈副賞〉100万円
過去の受賞作金原ひとみ『マザーズ』(2012年)
中村文則『私の消滅』(2016年)

Bunkamuraドゥマゴ文学賞は、東急グループを母体とするBunkamuraが主催している文学賞で1990年から行われています。前年7月1日~当年7月31日までに出版された作品が選考の対象となります。

発表時期は9月で、受賞者には正賞として賞状とスイス ゼニス社製の時計・副賞として100万円が授与されます。

過去の受賞作品には、金原ひとみ(かねはら ひとみ)『マザーズ』(2012年 第22回)や中村文則(なかむら ふみのり)『私の消滅』(2016年 第26回)があります。

司馬遼太郎(しば りょうたろう)賞

主催司馬遼太郎記念財団
創設1988年
対象作品既に出版された作品
発表時期12月
賞品〈正賞〉懐中時計〈副賞〉100万円
過去の受賞作赤坂真理『東京プリズン』(2012年)
沢木耕太郎『キャパの十字架』(2013年 )

司馬遼太郎賞は、司馬遼太郎記念財団が主催している文学賞で1998年から行われています。全国報道機関、作家、学者、文化人から推薦されたものが選考の対象となります。

発表時期は12月で、受賞者には正賞として懐中時計・副賞として100万円が授与されます。

過去の受賞作品には、赤坂真理(あかさか まり)『東京プリズン』(2012年 第16回)や沢木耕太郎(さわき こうたろう)『キャパの十字架』(2013年 第17回)があります。

本屋大賞

主催NPO法人 本屋大賞実行委員会
創設2004年
対象作品前年12月1日〜当年11月30日までに出版された作品
発表時期4月
賞品〈正賞〉クリスタルトロフィー〈副賞〉10万円分の図書カード
過去の受賞作凪良ゆう『流浪の月』(2020年)
小川糸『ライオンのおやつ』(2020年)

本屋大賞は、書店員有志で組織される本屋大賞実行委員会が主催している文学賞で、2004年から行われています。書店員(パート・アルバイト含む)からの投票で決定します。

発表時期は4月で、受賞者には正賞としてクリスタルトロフィー・副賞として10万円分の図書カードが授与されます。

過去の受賞作品には、凪良ゆう(なぎら ゆう)『流浪の月』(2020年 第17回)や小川糸(おがわ いと)『ライオンのおやつ』(2020年 第17回)があります。

最後に

今回は、すべての純文学賞の一覧をわかりやすく解説しました。

新人賞の場合は、自作の傾向や分量を見て最適な賞を探してみて下さい!

ABOUT ME
yuka
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本が大好きな女子大生です。 図書館にこもって貪るように絵本を読んだ幼稚園児時代、学校の図書室の本を全制覇することを目標にした小学生時代を過ごし、立派な本の虫になりました。
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